BALNIBARBI RECRUITING

バルニバービのナウをお届け!
2023.04.30 4月24日にオープンした『HOTEL THE COMPACT』へ行ってきました 淡路市 https://t.co/HLwyamMqHM #淡路島 #ホテル

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食を通じてなりたい自分になるメディア

バルニバービ女子

新卒2期、今と向き合う

カマタ

こんにちは! 研究員の鎌田です。今回のバルニバービ女子は新卒2期として入社し、現在ウェディングプランナーとして活躍する安土さん。他社の内定も決まっていた彼女が最終的にバルニバービをなぜ選んだのか? そして、女性として見つめる先とは?

一杯のカフェに想いを込めるように

3年目。世間で言われる「まずは3年」の最後の年を懸命に走る安土さん。バルニバービを受けるきっかけになったのは佐藤社長の阪神淡路大震災の話に感銘を受けたからだと話します。

安土 社長が「一杯のおかゆに人を幸せにして癒す力がある」って話をされたんです。阪神淡路大震災の時、社長は炊き出しに出ていて、たった一杯のおかゆでこんなに人を幸せにする力があるんだって、そして「ありがとう」っていう言葉で自分もこんなに幸せになれるんだって。そんな風に私もお客様を笑顔にできたらいいなと思ったんです。

そして、飲食と同じくらいブライダルにも興味があった安土さん。両方ができるバルニバービに魅力を感じたとも話します。安土さんが飲食業界とブライダル業界、どちらも目指していたのには幼少期からの「なりたい自分」がありました。

安土 私、小学6年生から、それこそ大学受験まで心理カウンセラーになりたかったんです。でも見事に受験した心理学系の大学全部落ちてしまって…。人の話を聞いて、向き合って、道を引いてあげたり、形にしたかった。

夢は途絶えてしまいましたが、飲食もブライダルもお客様と向き合い、楽しい食事の時間を、一生に一度の瞬間を作りあげる。今の仕事は通じるものがあるのだと話します。

支えてくれる人の存在

安土さんはサービス担当として入社後シエロに配属されました。大学を卒業して社会人として働く。大学生の頃飲食でアルバイトをしていましたが環境の変化に心がついていかなくなりました。

安土 毎日憂鬱だなって思っていた時期がありました。私、人に甘えるのがすごく苦手なんです。人の話を聞くのは好きですが、自分の話はできない。自分の中に悩みを溜め込んでしまうんですね。

そんな時、同期で当時シエロで一緒に働いていた山本さん(現GARB LEAVES 山本 祐生さん)に「飲み行こう」と誘われます。お酒の力も加わり安土さんは山本さんに怒られたのだと話します。

安土 「お前の心に何人セコム立っとるんじゃ!」って怒られたんです(笑) 疲れたとか辛いとか、なんで弱音を吐かないんだよって、何のための同期だと思ってるんだって。そこから少しづつ言葉にするようにしたんです。気持ちが楽になりました。一人で頑張らなくていいんだって思えたんです。こう思ってくれてる人がいるだけで、元気が出て頑張ることができました。

全国に約70以上の店舗を構えるバルニバービ。同期もほとんどが散らばってしまっている状態です。それでも同期が頑張っていると思うと力になるし、どこかで会えると肩の力が抜けて、また頑張ろうと思えると安土さんは話すのです。

安土さんはサービスを約半年担当した後、シエロのパーティー担当を任されます。1年めの11月のことでした。忘年会、新年会、歓送迎会。パーティーの繁忙期を乗り切り、2年目の5月に入社時から希望を出していた念願のウェディングプランナーになりました。

しかし、バルニバービのウェディングプランナーの多くは一般営業にも出つつウェディングを担当する2足の草鞋。環境の変化に体も心も疲れていきました。

安土 ある日動けなくなってしまったんです。多分、疲れ切ってしまった。やめようと思ったこともありました。結局一週間くらいお休みをいただくことになって、クビかなって思ったんです。そしたらシエロの吉田店長が「ご飯食べ行こう」って連絡をくれて。仕事の話かなって思ったんですけど、世間話だったんです。ゆる~い感じで見守ってくれました。戻ってきた時も周りのみんなが今まで通り普通に接してくれた。仕事は正直大変です。でも支えてくれる人がいるから頑張れる。一緒に働く人が誰かということが大事なんだと実感しました。

今できることと向き合う

念願のウェディングプランナーになった安土さん。一般営業をしたいた頃とウェディングプランナーになってから変わったことがあるかと聞くと「お客様と向き合う時間が変わった」と話します。

安土 当たり前なんですけど、ウェディングでは一組の新郎新婦さんと半年間くらいの長い時間向き合います。一般営業の時は、一回のランチで1フロア30組くらいの来客ですから、関わる時間は本当に違いますね。そうすると働く時間も少し変わってきます。一般営業であれば営業時間がメインですが、新郎新婦さんや業者さんから今から行っていいですかと言われたら対応しなければならない。大変だなと思うこともあります。

「でも」と安土さんは話を続けます。

安土 好きなことをやってるから自由だなとも感じるんです。例えば、これをやりたいですって言った時に否定されたことはない。もちろん何かやるときは企画書を出して、承認を得てってフローは必要になります。でも、アイデアを否定されないってやる気につながりますよね。

安土さんは1年ごとの目標を決めているんだそう。今年の目標はシエロで「挙式と披露宴を増やすこと」。レストランでは1.5次会や2次会での利用が多いです。しかし、シエロでは人前式から行うことができる。レストランで式からパーティーまで一貫してできるということを広めたいと安土さんは話しました。

安土 正直、女性としての自分を考えると続けられるのかという不安はあります。でも結婚、出産されて働かれている方もいますし、両立できたらいいなと思います。

最後にバルニバービに入ってくる子たちにメッセージはありますか? と聞くと安土さんはこう話してくれました。

安土 もしチャレンジしたいこと、やりたいことがあれば今すぐできなかったとしても言い続ければチャンスはやってきます。そして、やっぱりまず目の前のことを一生懸命頑張ることが大事かなと思います。私は、人の話を聞いて、道を作ってあげられるような人になりたい。一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人 & 編集後記

カマタ

Webチームのカマタです!サイト制作したり、記事書いたり、動画作ったり…色々やってます!

実は私、同期という存在が近くにいたことがないのでとても羨ましく安土さんのお話を聞いていました。大変な事も多いはずなのに笑顔で話す安土さんは、安土さんにとっての山本さんのように、きっと誰かの支えになっているんだろうなと強く感じました。安土さん、今回はお時間いただき本当にありがとうございました!